1980-11-26 第93回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
そういうことを察しまして、二十八年には、自民党の皆さんの先輩でもあります安藤覚さんが、冷害等による凶作対策に関する決議として「過般の冷害並に十三号台風はついに未曽有の凶作をもたらし、今春以来の相継ぐ農業災害により打ちひしがれた被害農家の苦悩は今や極めて深刻である。」こういうことを前文にして、御案内のように米の追加払いということで百五十キロ当たり五百円の追加払いがされております。
そういうことを察しまして、二十八年には、自民党の皆さんの先輩でもあります安藤覚さんが、冷害等による凶作対策に関する決議として「過般の冷害並に十三号台風はついに未曽有の凶作をもたらし、今春以来の相継ぐ農業災害により打ちひしがれた被害農家の苦悩は今や極めて深刻である。」こういうことを前文にして、御案内のように米の追加払いということで百五十キロ当たり五百円の追加払いがされております。
したがいまして、私は九月に一応割り当てをしようかと思ったのを、とにかく十月いっぱい冷害、凶作対策に全力を挙げて、そうしてその間にいろいろとただいまのような御意向等を十分各方面、各界にお聞きいたしまして、そうして来年度の避けて通れないこの水田利用再編対策を円滑に、しかも農政の新たな方向を築き上げていくための米の需給のバランスをとっていくという方策を、どこにどう焦点を合わせ、どう行うかというようなことを
いまどこの町村でもさしあたり凶作対策土木事業というもの、要すれば食いつなぎのための賃金をもらえる工事を要求しているわけですよ。だから、こういう地域に対して、これは農家が自分の労力で自分のたんぼをよくして、そして出かせぎしないで自分の家で一定の賃金をとれるという一番いい方法なんです。
たとえばその中には、「一八三六年」天保七年でありますが、「凶作対策トシテ備米制ガシカレ、郷倉設置ス」というふうなことが書いてあるわけですね。あるいは「一九四八年」昭和二十三年でありますが、「農地解放ニヨリ小作地五十町歩解放サル」こういうことも書いてあります。 ところがこのあとに、「一九七〇年」つまり昭和四十五年であります。
○森本政府委員 韓国に対しましては二回貸し付けを行なったわけでありますが、第一回のときは韓国の米作が水不足等で不作であったといったようなことで、緊急に必要だ、要するに凶作対策といいますか、不作対策といったような感じが非常に強かったわけでありますが、二回目のほうは、その年そのものの作柄は韓国としては不作というよりはむしろできがよかったというふうな状況であったわけです。
松浦運輸大臣時代、北海道の凶作対策として、農業気象の観測、その整備が必要だということで、予算がつけられてきたのでありますが、こういう問題は、一大臣の思いつきで終わるべきものでなくて——確かに松浦運輸大臣は北海道の出身であり、農業については身をもって体験されてきておりますから、その欠陥なり、充実、補完しなければならない問題点がどこにあるかということは、だれよりも強く経験し、主張を持っておられた。
特に二十三号や二十四号の台風が新たにあらわれてきたという事態はよくわかりますけれども、春先のあの決意がどこへ行ったか、こういう点については、現地の冷害を受けて苦しんでいる農民からすれば、あれはかけ声だけで終わったのか、きょうは坂田農林大臣おられないけれども、あの就任の決意の第一声は、冷害凶作対策であったわけです。
また、選択的拡大で酪農をこれから振興するのだ、酪農だ酪農だというわけで、凶作対策の唯一の方向は酪農のように言いますけれども、酪農に実際転換していく上において、その資金をどうするのか、それからそのえさをどうするのか、それから乳牛をどうするのか、乳価の問題が安定しているのか、こういう不安定条件をそのままにしておいて、そうして、ただそっちのほうへ焦点を目先だけ変えて、無責任な指導をしておるということより言
○永井委員 砂糖一般の問題についてはいろいろ私も意見がありますが、時間がありませんからこれを省略しますが、これは絶対に輸入しなければならぬ性質のものですから、国で生産するということは、それだけ輸入を削限するということとも見合いまして、おくれている水準を上げるということは、これは当然凶作対策として特にやっていただかなければならぬ点である。
したがって、今後における本年の北海道の凶作対策に対する中心課題は、畑作振興対策を確立する、これが災いを転じて福とする一つの大きな課題だ、こう思うのであります。その意味において、私は、これから畑作振興についての諸問題について二、三尋ねたいと思うのですが、わが国としてどうしても農産物の関係で輸入をしなければならないものが相当あります。
でありますから、一般農家については、農業の分野において救農対策を立てる、凶作対策を立てる、そうして本人にノーマルな状態において離農するかどうかを決定させる、私はこういう態度で臨むべきだと思います。それから開拓の関係については離農を促進すべきだ、こう思うのであります。御承知のように、三類開拓農家として認定されておる農家の戸数は、北海道の場合残っておるのが千三百戸あります。
七億円前後のものでありまするし、また、都道府県なり市町村等においても上積みのめんどうを見るわけでありますから、めんどうが見やすいように――地方自治体の財政も必ずしも楽ではないが、凶作対策として上積みをすることは、これはどこでも考えておるところでありますから、これで勇気づけ、その基盤を中央政府において考えてやる、こういうことでもって初めて全額無償で種子は措置する、こういうことで農民も非常に期待をしておるのでありますから
ところが、今まで聞くと、ただあなたと何か二、三人が、こそこそとプライベートな話をして、開発庁としての凶作対策というようなものにまだ何らなってない、こういうことで、次官なりあるいは大臣なり、そういうような幹部の間で庁議を開いてこうしたという話は、今まで一つもないのです。
あるいはそれは個人的に持って行ったのか、あるいは庁議で相談をして、そうして開発庁の一つの凶作対策として、そこから具体的な方針が生まれて、具体的な実情把握はもっぱら農林省の統計調査局にお願いして、その報告を待って対処するのだというような御決定でもなされたのですか、伺いたいと思います。
ただ従来の凶作対策の例から見て、この現地の被害者の農民のほんとうに苦しい窮状というものに気持が触れていないのではないか。そうして中央では、これをできるだけ事務的な一つの形式を整えて、その形式に合えばこれは救い上げる、形式から落ちたものは捨てる、こういうような事務的な措置だけにしてそうして最小限度でこれを処理しようというのが従来の態度であった。
二月二十二日 冷害凶作対策に関する陳情書 (第二三八号) 北海道冷害地帯農家に救済貸付等に関する陳情 書 (第二三九号) 農業生産指導確立等に関する陳情書 (第二四〇号) 蚕糸業振興に関する陳情書 (第二四一号) 農林土木災害復旧事業費補助率引上げ等に関す る陳情書 (第三一五号) 新農山漁村建設総合対策事業費補助率三割引上 げに関する陳情書 (第二二六号) 農業委員会制度改正等
二月十一日 冷害凶作対策に関する陳情書外三件 (第一四二号) 同外一件(第 一九八号) 被害農林漁業者等に対する資金融通に関する暫 定措置法に基く政令公布に関する陳情書 (第一四三号) 花園開墾地所管の所属替えに関する陳情書 (第一 四五号) 熊本県に植樹祭開催に関する陳情書 (第一四六号) 漁港修築費予算の増額等に関する陳情書 (第一五二号) 農業委員会等に関する法律
同月二日 農業災害補償制度改正等に関する陳情書 (第五三号) 公有林造成に対する長期起債等に関する陳情書 (第五四号) 積雪寒冷単作地帯の不均衡是正に関する陳情書 (第五六号) 冷害凶作対策に関する陳情書 (第五七号) 労務加配米制度廃止反対に関する陳情書外一件 (第五八 号) 湿田単作地域農業改良促進等に関する陳情書 (第五九 号) 農山漁村振興特別助成事業の負担金補助等
○永井勝次郎君 私は、日本社会党を代表しまして、北海道の冷害凶作対策及び九州、中国、四国地方の九号、十二号、十五号台風による災害対策について、鳩山総理ほか関係大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。 第一に、北海道凶作対策としての救農事業について大蔵大臣にお尋ねをいたします。
そこで私は正力国務大臣にお尋ねいたすのでありますが、一体今の政府は、北海道の本年の凶作対策に対して、政府としてどういう基本的な対策方針を決定して、これの具体化にどういう作業が進められておるか、こういうことを国務大臣としての責任においてお答えを願いたい。
政府は北海道の凶作対策に対してどういう方針で臨まれて、どれだけの予算があれば当面北海道の凶作の現在の実情が救済できるのかという、大体の目安をどういうところに置いておるのか。
それからもう一つは、私が先ほど来言っているように、一兆何百億という予算を使う国の財政の中で、何十年来ない大凶作だという北海道の凶作対策に対する予算の支出は、これがぎりぎり一ぱいのところで、これ以上出す余地がないんだ、これがことしの予算の中におけるいろいろなものとの支出のバランスのとれた凶作対策の予算額なんだと、こう言われるのかどうかということを聞いている。
本年の北海道の凶作対策につきましては、政府当局からも大臣を初めそれぞれ現地の視察に参りました。また本委員会からも代表の方々が現地に参りまして、そうしてことに農林委員会代表につきましては現地の農民は、われわれ被害農民の気持をほんとうにくんでもらって委員会でほんとうに代表して戦ってくれるであろう、こういう期待をもちまして、誠意をもって現地で話し合いをいたしたのであります。
にわたってようやく普及した国民健康保険について、冷害による収入の道がなくなり、保険税の納付が不可能となり、保険者たる町村は、租税収入が激減し、一般会計から特別会計への繰り入れが困難となり、制度の危機を招来しておりますので、国は、保険税の減免あるいは徴収延期、減免に伴う収入減を補足するための補助、徴収延期分に相当する融資及び利子補給、町村の一般会計から特別会計への繰入金の融資及びその利子補給、既往の凶作対策
本委員会の凶作対策も、決議までは延びたが、あと実が入らない、予算の実が入らないということでは相済まされないと考えるわけです。ですから予算の不稔実がないように、一つ異常な決意を持って——決意といっても主観的な決意ではなく、現地の被害の実情に即応する国の政策、対策というものが立てられなければならない、かように考えるわけであります。
でありますから今回の凶作対策につきましては、大蔵省も救農土木事業については思い切って金を出そうと言っておるのであります。建設省は農業経営の土台になるものをよく考えていただきたい。
そういうような意味から、本年の凶作対策の財源的な措置を、予備費という既決予算のワク内で処理しようという、こういうお考えに立っておるのか、あるいは被害の実情が相当深刻であれば、さらに追加予算なり何なり、別途既決予算のほかに予算的な措置をお考えになるというお考えがあるかどうか。
しかし今局長が申しておるように、来年の営農資金をどうするとか、こうするとか、大体凶作対策については前例もあることであるからというような、従来の凶作を一つのモデルにして、そういうワク内で問題を処理しようというような、こういう先入観念がある。その先入観念のあることが、私は間違いだと思う。
そういたしますと、本年の凶作対策については、当局においては、抽象的ではあるが、非常な凶作だというそのレポートに基いて、今後凶作対策をどのような手続と、どのような時間的な配置によってこれを取りまとめて、凶作に対する応急の措置はどういうふうに考えて、プログラムを予定しておるのか、あるいは恒久対策はどういうふうな手続、方法によって樹立しよう、確定しよう、こういうような考えであるのか、それらの、この北海道の